抗うつ薬の作用 2

種類の一つである三環系抗うつ薬は、うつ病とは関係のない受容体にも作用してしまうため、口渇や便秘、排尿困難、眠気などといった副作用を起こすことがあります。

三環系抗うつ薬などが、複数の脳内神経伝達に影響するのに対して、SSRIは主にセロトニン系の神経に選択的に作用して、シナプスにおけるセロトニン神経伝達を正常に近い状態に調整するといわれています。
(作用する神経がある程度限定されます)