前回に引き続いて、抗うつ剤の種類についてです
○SSRI
デプロメール、ルボックス、パキシル など
○SNRI
トレドミン など
三環系、四環系、SSRI,SNRIのグループ分けの定義は、その作用にあります。
処方される抗うつ剤はこの4つのうちどれかのグループに属しています。
開発された順に三環系、四環系、SSRI,SNRIの順になっています。
開発された時期が新しいほど、脳内の神経伝達系セロトニン、ノルアドレナリンにより効果的に作用するとされ、うつの治療に効果をより期待できます。
反面、開発時期が古い薬は安価という利点があります。
作用の期待と患者さん本人との相性は別であるので、医師の指示で薬を試していきながら、自分に合った投薬治療が必要になっていきます。