抗不安薬 7

治療上の役割

抗不安薬の効果は、服用後1〜2時間くらいで現れるため、抗うつ薬に比べて速く効果を示します。ただし、うつ病においては、多岐にわたる症状のうち、不安やイライラ感を対症的に軽減させる意味で使用され、、うつ病そのものの治療手段ではありません。また、抗不安薬睡眠薬と同じように眠くなる作用がありますので、不眠に対しても用いられます。