お薬の作用-四環系抗うつ剤−③

四環抗うつ剤の続きです

テトラミド
主成分・・・ ミアンセリン塩酸塩
量・・・10mg 30mg(錠剤)
働き・・・脳に直接働いて感情の調節と高揚作用をあらわし,さらに自律神経を安定
    させる作用があります。これらの作用によって抑うつ状態を改善し,精
    神活動を活発にします。
副作用・・・口やのどの渇き,便秘,排尿困難,血圧低下,動悸,発疹などの過敏症
     状が起こったり,手のふるえ,不眠,いらだちなど。また,24歳以下
     の人では,治療の効果と自殺企図の危険性をよく考慮の上で使用が決
     められます。
服用時の注意
    危険な作業や車の運転は注意が必要です。また、飲酒時は服用を避けて   下さい。