うつ病とお薬-導入③-

さてうつ病のお薬の副作用のお話の補足です。

皆さんは病院にかかったときに、院外処方の場合はお薬の処方箋を頂きますよね?
薬局でお薬を処方された場合に「お薬手帳」というのを頂いているはずです。
この「お薬手帳」にはその都度処方されたお薬の名称、飲むタイミングと量、働き、服用時の注意の説明をシール、または紙を貼ってくださいます。
薬にはそれぞれ飲用時の注意、避けること、想定される副作用が記載されており、とても便利です。

特にうつ病の治療は数年かかることが多いので、今まで飲んできた薬の種類や量の変移の確認ができますし、転院の際にも治療の指針を決める参考にされます。


うつ病の治療にはその人その人によって処方される薬や量も様々です。
特に多種類の薬を処方されている方は、「色々飲んでてどれがどう副作用があるのか分からない・・・」という事も結構あると思います。
そんな時にぜひ「お薬手帳」を活用してみて下さい。


次回は「依存症」についてです。